地域の学生・若者の力で子どもたちが経験を獲得できる仕組みを、海・山など豊かな資源に溢れた神戸という地で作り、郷土愛を育む

一般社団法人 イドミィ 代表 高橋 惇

主にどういう人と関わっておられますか。

高橋 :スタッフの方々は、近畿三県を中心に地域を問わず、子ども好きな学生や社会人の方たちです。

子どもたちは、親子での参加や兄弟での参加もあり、年齢層は2歳〜小6、学校や保育園もバラバラで、障がいを抱える子どももいたり、さまざまな枠組みを超えた多様性に富む環境を提供しています。

その人たちは、どういう課題を持っていますか。

高橋 :子どもたちは、経験値、コミュニケーション力不足という課題を抱えています。また、そのような子どもたちに学年・学校・性別がバラバラの子どもたちと接する機会を提供する場でもあります。親御さんたちは、多忙さなどが原因で子どもと接する機会が少ないという課題を抱えています。

どのような状態を目指しておられますか。

高橋 :地域の学生・若者の力で子どもたちが経験を獲得できる仕組みを、海・山など豊かな資源に溢れた神戸という地で作り、郷土愛を育むことです。また、子どもたちが将来その経験値を生かして社会で活躍していくことを目指しています。そしてその仕組みを全国へ広げて、その仕組み自体を共通言語化していきたいです。


なぜ、自分がやろうと思ったのでしょうか。

高橋 :小さい頃から学生時代は野球に打ち込んでいましたが、社会人になってから、日本一周・お笑い芸人など多彩な経験をし、そしてそのような多彩な経験を子どもの時にしていたら人生の彩りが違っていたと気づきました。
また、2回目の日本一周をした時、日本中の学校を周り、「挑戦の素晴らしさ」について伝えていました。また、そのためにもアクションを起こす仕組みを作り、自由度の高い若者が作るシステムを構築し、さらには子供たちの郷土愛を育て、彼らが自分の夢を見つけることで本人や親の喜びにつなげたいと考えています。
そして、活動を通じて10年後、20年後に子どもたちが笑顔になるきっかけを作りたいです。

About 一般社団法人 イドミィ

子どもたちが「多彩な経験値」「生きる力」「コミュニケーション能力」「社会関係資本」を獲得する機会の提供

2017年4月
イドミィ! 運営開始
2018年2月
一般社団法人イドミィ設立